有限会社セイワ建設のホームページ

以前は伝統的な入母屋（俗に言う八尾）形式の家に住んで居ました。8.6帖の座敷に居ると夏にはそよ風が入ってきて割と涼しかった様です…が、ただどの部屋も薄暗い感じでした。施主様から、今回とにかく明るい家！との要望でした。玄関・ホールもあえて６帖と広く取り 玄関サッシからの明かりとホールに面した南側和室の高さ2.4Mの障子からは間接的に明かりが入り込むようにして明るさが確保出来ました。また玄関横には３帖の大容量シューズクロークを設置してスムーズな動線となっています。

廊下の両側に居室を設けると どうしても廊下が暗くなりがちなので天井面に３ヶ所 天窓を設置した為 昼間照明器具は付ける事もありません。和室は客間としてホールに面しておりまた天井を屋根裏迄吹き抜けとした２０帖のLDKにも面しており多人数での利用時にはLDKの続き間の畳コーナーとして利用出来ます。この和室には昔の家の書院にあった組子細工の障子と欄間を思い出の品として再利用しました。洗面脱衣室も4.5帖と広く取って、室内物干しスペースとも兼用しており天井面には埋め込み式の物干竿を取り付けました。また造り付整理タンスを取り付けました。

これが意外と便利で重宝されています。）